Interview

ぴあで働く人達 辻 健一郎

辻 健一郎

2024年 中途入社

セールスプロモーション局
内製化推進部
PIA TECH LAB ユニット

エンジニア職の技術を使って大好きな音楽を生み出す人を支えたい

どこでも働けるからこそ自分の好きな土地で働ける喜びがある

私の出身は京都で、学生時代はずっと、生活の拠点は京都でした。いつかは京都から出たいという気持ちの中で、指導教官が北海道出身だったこともあり、北海道での就職を勧められたのが、前職で北海道勤務を選んだきっかけです。縁のなかった土地でしたが、過ごしやすい気候や住環境などに満足し、今回も札幌拠点に惹かれて入社しました。

実は、今まで『ぴあ』にはエンジニアというイメージはなかったのですが、採用情報を見て、自分の大好きなエンタテインメントを扱う会社がエンジニアを募集していることに興味が湧きました。当時転職は考えておらず、応募するか悩んでいる時にUVERworldのライブで“やりたいことがあったらやれ”という言葉で、挑戦を決めました。

面接などを経て話を聞くうちに、新しいものを構築していくワクワク感でいっぱいに。

エンジニアは、どこでもできる仕事だからこそ、自分が好きになった土地で、しかも自分の趣味であるエンタメに関わりながら仕事ができるのは最高の環境だと感じています。

研修期間の数ヶ月で東京暮らしも味わいましたが、人の多さにまずびっくり。どこへでも電車移動ができ、おいしいものもそこかしこにありますが、やっぱり私は北海道が好きだなと実感しているところでもあります(笑)。

エンタメ好きが集まるからこそできる一貫したサービスのための取り組み

東京本社での研修期間で1番驚いたのは、50年という歴史を持ちながら『ぴあ』には感覚が若い人がとても多いということでした。

一貫してエンタテインメントを扱う会社だからか、さまざまなコンテンツがありながらも、エンドユーザーが最優先であり、そのためにチケットやファンクラブがある。そしてそこに関わる多くの人たちの多彩な意見によって、すべてが作り上げられているのを実感しているところです。

前職では、システムのことだけを考えている環境でしたが、今は営業や他部署の意見や反応を取り入れながら、みんなでひとつのものを作っている実感があります。共通しているのは、みんなエンタテインメントが大好きという気持ちだからこそ、より良いものを目指していけるんでしょうね。何かが起こった時にも、それを解決するための方法も多くの視点からの解決方法や意見が出る、それはとても新鮮なことです。

実際にイベントの手伝いをした時、電子チケットの表示が出せないお客様がいたんです。セルラータイプではなくWi-Fiタイプのデバイスだったゆえのトラブルだったのですが、営業担当がさっとポータブルWi-Fiを取り出して問題を解決というシーンにも遭遇しました。

システムではどうにもならないところを、他部署がカバーする。お互い補い合うことができるのも、会社の強みですよね。

お互いを補い、教え合いながら共通の目標に向かって進んでいく

新組織には、エンジニアとしてレベルの高い人が多いので、仕事のスキルも勉強になることだらけです。

今は本社勤務なので大人数ですが、札幌に移った初期のころは少数精鋭になります。北海道の営業チームとのコミュニケーションや東京のスタッフとのコミュニケーションをいかに密にとっていくかは、これからの課題のひとつではありますが、東京での研修があったからこそ、コミュニケーションの基盤はできているので不安は少ないですね。

札幌でスタートする新組織のメンバーとは、休日に東京観光を一緒に楽しむなど、より深い関係を築くことができました。仕事以外の時間も充実したのは、エンタテインメントという共通の好きなことがあったからこそ。私の夢は、音楽を生み出す人を支えたい。というものなのですが、『ぴあ』なら、システムの構築だけでなく、よりさまざまな立場で音楽に関わっていけるので、夢に一歩近づいたような気がしています。