自分たちで文化やルールを作り出す 新組織ならではの楽しさを実感中
学びの機会で偶然出会った『ぴあ』に感じたエンジニアの可能性

出身は北海道ですが、社会人1年目から沖縄、そして埼玉、札幌と日本各地、さまざまな場所でエンジニアとして働いてきました。
札幌に戻って3年がたった2024年の秋に、趣味と勉強のために訪れた「NoMaps2024」ではじめて『PIA TECH LAB』を知りました。当時は1年くらいかけて転職をしようかとざっくり考えていた時期でしたが、 現在の上司である、内製化推進部 部長の小林さんがセッションに登壇しており、そのままお話しをする機会が得られました。その時に言われた「ライブ・エンタテインメント領域で感動のライフラインを実現する」という言葉に感銘を受けたのです。
今まで、エンジニアの仕事とエンタテインメントを結びつけて考えたことはあまりなかったのですが、小林さんの話を聞き、ライブに行って浸る感覚を仕事と関わらせることができるのではないかという感動を覚えましたね。
「NoMaps2024」の1週間後には求人に申し込み、今に至ります。ライブ・エンタテインメントにエンジニアらしく貢献できる環境、何よりも“面白そう”と感じられる仕事に出会えたのはラッキーだったと思います。
新しい組織、チームだからこそ自分たちで文化を作り上げる
2024年12月の入社から札幌拠点ができるまでの4ヶ月間は東京本社での研修期間でした。新組織、新メンバー、新拠点の完成と新しいもの尽くしの中での研修は発見だらけでしたね。 以前の職場では、同じチームだけでも数百人いて、ほとんど与えられた仕事をこなしていくという環境でしたが、今は新しいからこそ出てくる課題をそれぞれの経験値の中から生み出していき、チームを作り上げているところです。
今までは、エンジニア組織がある会社での職務経験しかなかったので、事業会社の文化やカルチャーの違いを不安に思った部分もありましたが、住めば都という言葉があるように、仲間それぞれが環境に合わせて毎日切磋琢磨しています。
エンジニアの仕事だけでなく、多彩なエンタテインメント事業を手掛ける『ぴあ』なので、イベントのサポート業務に携わることもありました。エンジニアの視点からイベントを見ることで、エンジニア視点でライブやエンタテインメントに貢献できる点や改善点を実感することができましたし、チームの仲間とそういった経験を一緒にできたのもプラスになることでした。
2025年4月には『PIA TECH LAB』の札幌拠点が完成し、東京本社から札幌勤務がスタートします。別部署のメンバーとの関係構築もこれからですし、本社の上司やチームとの物理的な距離が離れるからこそ起こり得る課題も出てくるとは思いますが、新しい事業だからこそ、自分たちらしく文化を作り上げながらより良いコミュニケーションのありかたを見つけていきたいと思っています。

数年先の未来を見据えながら望まれる役割を自ら見つけ出す

経歴や出身地は異なりますが、新しい組織のみんなとは、良いコミュニケーションが取れていると感じています。 私は、もともと同僚と仕事後などにも食事をしながら仕事の話をするのが好きなタイプなのですが、『PIA TECH LAB』のメンバーとは仕事の話だけでなく、共通の趣味であるエンタテインメントについても語り合えるのも、今までにはない新鮮な喜びです。
日常のコミュニケーションから発見できる課題や役割を、それぞれが自分の裁量を持って発信していくことで、自分の力量を把握することもできます。これからは、望まれた役割や与えられた仕事を全うするだけでなく、組織・事業の優先度に合わせて自ら役割を見つけていくことも大切になると思います。 新しい組織だからこそ、自分たちが働きやすい環境や文化を作り上げていく喜びや、これから札幌拠点に新しい仲間が増えていくことで起こる変化にも期待しています。
今は種蒔きの時期でもありますが、3〜5年のスパンの未来を見つめ、その時々で自分たちの仕事がどう芽吹いて行っているのかを答え合わせをする。今はそんなことも楽しみに思っています。